【おやまバスのいちにち】 絵本Kindle電子書籍版
ちょっとメルヘン
月からたまにパンを買いにやってきます。
地響きがすごい
巨大な竜の骸(むくろ)が魂とともに歩き続ける。
闇に潜む
夜行性。闇とともに何処からともなく現れて光とともに何処へと消えていく。
口が縦に開く
大きくて体の半分は水平線の向こう側。
アタマの上のは山
普段は土の中にいて、山だけが見えている。雨が降ると出てくる。
どこまでも続く壁
壁をどこまでも登る。何のためかは、誰も知らない。たぶん本人も知らない。
背中には誰か住んでます
大地をゆっくり移動している。自分の意志なのか、他の何者かによるものなのかは不明。